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保育士1年目でもう辞めたい!新人が悩みや失敗を乗り越える方法6選

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  • 思ったように動けない
  • 失敗ばかりでいつも怒られる
  • 保護者や先輩保育士との関係が難しい

夢だった保育士になれて、多くの人がワクワクとした気持ちで1年目のスタートを切ったでしょう。しかし保育士の仕事やコミュニケーションの多さに、仕事の大変さを痛感する新人保育士も多いはずです。

当然ですが、1年目の仕事はできなくて当たり前だし、失敗が多いもの。そうだとわかっていても、できない自分を責め、自信をなくしてしまう新人保育士は多いです。

そこで今回は、「保育士1年目でよくある悩み」と「悩みの解決方法」を合わせて解説します。この記事を読めば、保育士1年目の身の丈にあった頑張り方もわかるので、ぜひ参考にしてください。

目次

保育士1年目でよくある7つの悩み

泣いている保育士

では早速、保育士1年目が抱えやすい悩みを解説していきます。

解決の糸口にもつなげていけるので、自分のつまずきやすいポイントを押さえておきましょう。

①うまく動けず自信をなくす

まず、思ったように動けず自信をなくす新人保育士は多いです。

例えば、先輩保育士のサポート役に入ったとき。自分の判断や先輩の指示で動けず、先輩に迷惑をかけていると落ち込んでしまいます。

さらに活動のリーダーのときも、先輩のように子どもを上手く「まとめられない」「ひきつけられない」と比べて自信をなくしてしまう人もいるでしょう。

②失敗ばかりで怒られる

また、失敗が続いて自信をなくす新人保育士もいます。

1年目は失敗が多くて当たり前なのですが、「また怒られた」「自分はだめだ」と自分の失敗を過度に責めてしまう新人保育士も少なくありません。

怒られると評価が下がると思い込んで、先輩や上司に萎縮してしまうケースも。

③子どもに試される

子どもは新人保育士に対して、試し行動をよく起こします。

試し行動とは、子どもたちが保育士をあえて困らせ「こんなことする僕(私)たちをどこまで受け入れてくれるのかな?」と試す行為。

対応に慣れていない1年目の保育士は、そんな子どもたちの試し行動に振り回されがち。

子どもをまとめられない状況に、自信をなくす新人保育士は多いでしょう。

片野秋子

子どもが言うことを聞いてくれないと悲しいですよね。

子どもにイライラしまうのを悩んでいる人は、別記事の「保育士が子どもにイライラしたときの対処法」を参考にしてください。

④先輩保育士との関係に疲れる

また、保育士1年目は、先輩保育士との関係性に悩みやすいです。嫌われまいと意識し、気疲れする人は多いでしょう。

そもそも、新人保育士にあたりが強い先輩保育士が保育業界には存在します。

性格がきつめな先輩だと、機嫌が常に悪かったり、何もしてないのに怒られたりすることもあるので、同じクラスになれば大きなストレスになるでしょう。

⑤保護者対応がうまくいかない

保護者対応に苦戦する新人保育士も多いです。

保護者と会えるのは、朝と夕方のほんの一瞬。そのため、短いコンタクトの中で、何を話せばいいかわからないと緊張してしまう人もいます。

また、怪我や園の不手際による謝罪は、対応が難しいですが保育士1年目だからといって避けられません。その緊張感に押しつぶされそうになる人もいるでしょう

片野秋子

保護者にもいろんな人がいるので対応が難しいですよね。

⑥仕事が片付けられない

仕事を効率的に片付ける術をまだ身につけていない保育士1年目は、業務をため込みがち。

そもそも、保育士は一人あたりの仕事が多いです。仕事に慣れた保育士でさえ、自分のタスクを勤務時間内にさばくのは難しいでしょう。

1年目は確認や書類を再提出する機会も多く、一つの仕事を片付けるのにも時間がかかります。そのため、思うように仕事が片付けられません。

また中には、ピアノが弾けずに悩む人もいます。別記事「【実録】ピアノが弾けない保育士8年間の記録|結論なんとかなる」で演奏ができないときの対処法を解説してるので、ぜひ参考にしてください。

⑦風邪や疲れで体調不良になりがち

また、新人保育士は、生活の変化や慣れない仕事のストレスで体調を崩しがち。

保育士の仕事は、パワフルな子ども相手に体力を消耗するうえ、残業も多いです。そのため、疲れが蓄積して体調を崩す人も少なくありません。

さらに、子どものよだれや鼻水、汚物の処理を行う保育士は、他の職業と比べて風邪や感染症にかかりやすいです。

保育士1年目が悩んだときの解決策6選

笑顔の保育士

ここでは、保育士1年目が悩んだときの解決策を6つ紹介します。

他の保育士と比べることはありません。実践できそうな解決策を試しながら、自分のペースで仕事をしていきましょう。

解決策① 1年目はできないことが多くて当たり前と思う

仕事でミスをすると「なんでこんなこともできないんだろう」と必要以上に自分を責める新人保育士は少なくありません。

繰り返しになりますが、1年目はできないこと、わからないことがあって当たり前。なので、失敗が多い自分、うまくできない自分にOKを出してあげましょう。

ハードルを少しでも下げられると、先輩保育士や上司をうまく頼れるようになり、失敗を次に活かしていけるはずです。

片野秋子

頑張りすぎず小さなステップアップを目指しましょう。

解決策② 子どもの目線に立って保育をする

また、新人の頃は、子どもの試し行動に振り回されやすい時期。つい子どもに怒ってしまい、自己嫌悪になる人も多いでしょう。

そんな時は、子どもの目線に立って保育してみるのをおすすめします。

「どうしてこんなことをするんだろう」「これらの行動は何を意味しているんだろう」などと子ども目線になって考えてみると、冷静な対応が取れるようになるでしょう。

解決策③ 挨拶とホウレンソウは欠かさずに行う

職員との信頼関係を良好に築くためには、挨拶と報告・連絡・相談(ホウレンソウ)を徹底していきましょう。

新人に関わらず、挨拶しない人は周囲にマイナスな印象を与えてしまいます。

また、仕事ではホウレンソウさえしっかりできていれば、「聞いてない」「なんで言わなかったんだ」というトラブルを回避できるので、信頼を大きく損ねる心配がありません。

挨拶とホウレンソウは社会人の基本。人とのコミュニケーションが苦手だったとしても、徹底を心がけましょう。

解決策④ 保護者とのコミュニケーションを大切にする

また、保護者との信頼関係は日々の会話でしか積み上げられません。

保護者の笑顔がなく手応えがなかったとしても、「お話しよう」という姿勢が大切。

ベターな対応ではありますが、園での子どもの姿や家での様子について話をしたり、聞き出したりしていくのが良いでしょう。

片野秋子

話す内容がパッと出てこないときは、目の前にいる子どもの衣服や持ち物のデザインに触れてみるのもおすすめです。保護者や子どものこだわりや買い物のエピソードなどの話題に広がります。

保育士1年目では、完璧なコミュニケーションを目指すのではなく、保護者と信頼関係を築こうとする前向きさをアピールしていきましょう。

解決策⑤ 仕事の効率化・簡略化を測る

仕事を抱えすぎないためには、以下のような仕事の効率化や簡略化を意識してみてください。

  • 例文や雛形が載った専門書を活用しながら、書類を仕上げる
  • 時間があるときに、装飾や壁面のデザインをストックしておく
  • 必要な作り物があれば手の空いている保育士に手伝ってもらう
  • 手袋シアターやペープサートは既製品を購入する

「1年目だから苦労しなきゃだめだ」と思う人もいるかもしれませんが、それだと残業で体力を奪われるだけ。

いかに要領よく仕事を片付けていくかが、保育の現場では大切になってきます。

解決策⑥ 体調管理をしっかり行う


また、保育士は体力的・精神的に疲れやすい仕事なので、体調管理の意識は大切です。子ども経由で感染症にかかる機会もあるので、感染対策の徹底も欠かせません。

体調管理のポイント
  • 睡眠時間の確保
  • バランスのとれた食事
  • 適度な運動
  • ストレス発散できる趣味
  • こまめな手洗いうがい

保育士の新人は、体調不良で仕事を休むことに罪悪感を感じる人も多いですが、体調が悪かったら休むのは当たり前。したがって、過度に自分を責める必要はありません。

片野秋子

しかし、体調管理で予防できる風邪や感染症などは、未然に防いでいきたいですね。

保育士1年目で辞めたいと思ったら?|対処法2選

笑顔で前を向く保育士

では、保育士1年目で仕事を辞めたくなったときの対処法を解説します。

ポイントは以下の2点。自分の状況に合った対処法を試してみてください。

  1. 改善できる問題がないか見直す
  2. どうしても辛かったら転職するのもあり

①改善できる問題がないか見直す

まずは、自分がいま何に辛さを感じているのか洗い出してみましょう。掘り下げた問題を改善すれば、「もう少し頑張ろう」というモチベーションに変わるかもしれません。

例えば、問題に対しての対策には以下のようなものがあげられます。

  • 先輩保育士との人間関係に悩んでいたら?
    • 上司に相談してみる
  • 子どもとの関係がうまく築けなかったら?
    • 先輩保育士の声かけを真似てみる
    • 子どもや保育に関する本を読んで、対応の仕方を学ぶ
  • 仕事が片付けられなかったら?
    • 短縮できる作業はないか探してみる
    • あまりに仕事がたまっていたら、先輩や上司に相談する

考え方を転換したり、先輩や上司に相談したりすれば改善できる問題もあるはずです。

なので、職場でできる問題解決のステップをまずは踏んでみましょう。

②どうしても辛かったら転職するのもあり

それでも改善されない問題があれば、転職を検討するのもありです。無理に働き続けるのは、精神的によくありません。

転職には、以下の方法があります。

  • ハローワークに行って求人を探す
  • 転職サイトを活用する
  • 気になる保育園に直接応募する
  • 保育の就職・転職フェアに参加し求人先とつながる

この中で特におすすめなのは、転職サイトの活用。

転職サイト登録後、専属の担当者がついて転職活動を徹底的にサポートしてくれます。

また、担当者は保育業界に精通した人ばかり。したがって、保育士1年目ならではの悩みもよく理解しているので、親身に対応してくれるでしょう。

以下の記事で、おすすめの転職サイトを紹介しているので、転職を検討する際はぜひ参考にしてください。

》【利用者が解説】保育士におすすめの転職サイト|ランキング5選

まとめ:保育士1 年目は悩みや失敗は多いが成長も大きい


保育士1年目は、初めての行事、初めての書類作成、初めての社会人など初めてづくしで、悩みや失敗の連続。

子ども、職員、保護者に嫌われないようにと、気を張る分、人間関係のストレスも抱えやすいでしょう。

頑張りすぎて悩んでしまうそんな新人保育士に向けて、当記事では以下の解決策をおすすめしました。

保育士1年目が悩んだときの解決策
  1. 1年目はできないことが多くて当たり前と思う
  2. 子どもの目線に立って保育をする
  3. 挨拶とホウレンソウは欠かさずに行う
  4. 保護者とのコミュニケーションを大切にする
  5. 仕事の効率化・簡略化を測る
  6. 体調管理をしっかり行う

保育士1年目で先輩の保育士と同じことはもちろんできません。

片野秋子

頑張りすぎている自分に気付いたら、ちょっとハードルを下げてみてくださいね。

保育士1年目の悩みや失敗は、一つひとつが大きな成長につながります。目の前の課題や失敗を過度に恐れることなく、仕事に取り組んでいきましょう。

以下では保育士に向いてないなと悩んだときの対処法を解説しているので、ぜひ覗いてみてください。

》「保育士向いてない」と思ったら?人見知りな元保育士が対処法を伝授

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